差別感情の哲学 / 中島義道

読んだ理由

なんだろう。
本をドサッと買ったタイミングで…アメリカの黒人差別がとかデモがとか良く目にしてたからかな?「差別とは?」と色々考えていたところで見付けて、丁度良かったので一緒に買いました。

おおまかな内容

これは幅広い人におすすめだ。大変「差別」に関する知見が深まった。

こういう時にこういう理由で差別が生まれる、またその差別の対象にならないように人間はこうする、などなど。
いじめはなぜ生まれるか問題から人種差別、ナチス、差別感情が強い人というのはどういう人か、障害をお持ちの方に対するワタシたちの目とは…など、盛りだくさん!!!

いじめが生まれる理屈は、おおお、なるほど…と思った(語彙力)

一部、著者さんがさじを投げそうになってるトコがあるんですけどw そのくらい難しい問題ではある。
でもこれは、考えてみたほうがよい問題だ。

おすすめの対象者

差別に興味がある人にもない人にも読んでほしい!
「哲学」というタイトルにハードルを感じずにぜひ。多少言葉遣いは難易度高めですけど、海外の哲学者さんの日本語訳とかと比べればコンニャクみたいなものだと…分かりやすいほうだと思うので…

その他メモ

「ああだから、こういう状況のときはワタシはこういう行動を取るんだ」と腑に落ちた
確かに、その行動に対してなんとなくモヤモヤしていたところはあったんだけど、その状況になることが日常的でなく、かなり稀だったので、真剣に考えたことがなかったんだと思う。

読んだ本カテゴリの最新記事