「いくら以上買ったら応募できるキャンペーン」は時代錯誤で現代と相性が悪いかもしれない

「〇円以上買ったらキャンペーンに応募できる」っていうモノ。

いや、前にそういうキャンペーンに応募してみたい時があって、〇円以上買おうっと!と思ってお買い物に行ったときに考えてたんですけどね。

そういう販促方法って昔からあるじゃないですか。
で、「昔は」よかったんだと思うんですよ。

昔はよくて何が今はマズイのかっていうと…
CtoC、個人間の「モノ→お金」のやり取りが簡単になってしまったから。

やり取りが簡単になってることと、〇円以上買ったらキャンペーンの、何が相性悪いかっていうと、まあ説明しなくても分かっていただけるかとは思うんですけど、転売ができるなあと。

「X社」がやってる「キャンペーンY」に応募するには「商品Z」を買わないといけないとする。

このキャンペーンYに応募したいけど、商品ZはいらないAさんがいるとして。
昔であれば、モノを買ってキャンペーンYに応募します、で手元の商品Zはしぶしぶかうきうきか知りませんけど、普通に使い続けるわけです。

で、Aさんの他に、日頃から商品Zが好きで使ってるリピーターBさんがもちろんどこかにいる。
Aさんが商品Zを使うのであれば、Bさんは自分で商品を買う必要があるので、X社はただただ、もうかる。

でも現代の場合は、商品Zを買ったAさんがキャンペーンに応募した後、簡単にメルカリと、ラクマ、ヤフオクとかそういう所で売れちゃうわけですから…
いつも自分で商品Zを購入していたBさんは、安く買えるならそっちから買おう!となるのは必然で、X社からは買わない。

Aさんは、商品Zが1万円だとして、9000円で売れたら、応募にかかったお金は実質1000円だっていうことになってうれしい
Bさんはいつも1万円で買ってる商品が1000円引きで買えてうれしい

うれしくないのは、キャンペーンYを打った会社Xだけwww

…だなあと。思った。w
ビールとかならまあ、キャンペーン応募のためにたくさん買ったとしても、置いておいても腐らないし、わざわざ譲るものでもないから、いいけど。
ヤマザキ春のパン祭りのお皿もらうために買ったパンくらいは自分で消費するしw

転売が簡単に出来て、長期保存可能で、欲しがる人がたくさんいそうな商品はあんまり、相性が良くないなあと。
化粧品とか…香水とか?人気の本とかもそうかな。

そんな感じでーす。以上。

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