「やる気」
やる気ってなんだろうか。
まあこの投稿はワタシの完全な個人的意見の塊なんですけど、人によってはハッとするかもしれない。そして「やる気」を出せるかもしれない。
「やりたいことがあるけど、どうも気が乗らないので手を付けていない」という時は「やる気がない」って言う。
「やりたいことがあって、今それに取り組んでいる」という時は「やる気がある」って言う。
つまり当たり前なことに、
やる気がある時=「やってる」。
やる気がない時=「やってない」。
イコール、「やってる状態」をやる気がある、「やってない状態」をやる気がないと呼んでいるということ。
そしたら、極論、やる気どうこうじゃなくて、「やってる状態」と「やってない状態」の問題なんじゃないか?という見方も…???
ここ数年で気付いたこと
自分の中で…「やりたいな」と思っていても、なぜか出来ないことがあった。
それは、勉強するなどの大それたことではなく
「日焼け止めを塗る」
「保湿のオイルを塗る」
しょうもないんですけど、どうしてか、これらが出来なくて困っていた。
塗るための日焼け止めは買ったし、オイルも買った。すぐ手が届くところにあって、あとはワタシが塗ればいいだけだった。
色んな美容皮膚科の先生が、YouTubeで「日焼け止めは必須!」「保湿大切!」と言っているし、重要性も分かっている。
しかし、どうしてか、出来ない…
なんてワタシはダメなやつなのだ…ちょっと塗ればいいだけなのに…って嘆いていた。
でもある時に、気付いた!
自分で「感知していない」障壁が無いか?
結論から言いますと…ワタシは
「手が汚れるのがイヤだった」
のです。
日焼け止めを塗ったり、オイルを塗ったりすると、手が汚れるというか、液体が手につく。
これがデカい心理的ブロックになっていたようなのです。
何のタイミングで気付いたか覚えてないんですけど、どこかでハッとしたw
確かに…コロナ関係なく、もともと以前から、結構頻繁に手を洗うほうで、お皿を洗うときは絶対に手袋をするし、その他軽いお掃除の際も、ビニール手袋は欠かせない。
メイクする時も、リキッドファンデは専用のスポンジを使っていて、手に付かないようにしていた。
手を洗った後、水滴がちょっと残っているのもイヤで、エアドライヤーでカラッカラになるまで乾かす。
なんとなく、全て「無意識で」そうやってたんですけど、「手に何かを付けたくない」という根本的な理由があったみたい…w
自分では別に普通だと思ってるものの、同居人からすると、ワタシは結構潔癖の部類だそうですw
つまり、やる気があるとかないとかじゃなくて、性格的、気質的に「自分が思っているようには」できない可能性があります。
結果は変えずに方法を変える
「自分が思っているようには」できないだけで、自分に合わせたやり方に変えてみればよいのではと。思うワケなんです。
日焼け止めとオイルのことでいくと…
「塗った状態」は欲しいので「違うプロセス」が無いか考えてみた。
で「繰り出しスティック状ならいけるんじゃないか?」って結論に至った。繰り出しスティックっていうのはリップクリームやスティックのりなどの構造のアレです。
そしたら大成功、日焼け止めもオイルも一瞬で塗れるようになりました。
これに関しては気付いてみれば簡単な話だった。
こういった感じのモノを買った!↓
もう一つの例、お料理ができない
ワタシ、ほとんどお料理をしないのです…
うちのゴハン担当は同居人であるだんなさんで、かつ彼はお料理が好きなので、全部お任せしています。助かっている。
日焼け止め関連で考えてた時、芋づる式に気付いたんですけど、これも「手が汚れるのがイヤだった」!
思い返してみると、自分でもお料理をしようと頑張っていた時は、手に付いた野菜クズなどが「なんとなくイヤ」で、頻繁に洗い落としたりしていて、えらい時間がかかっていた。
作業の合間、都度、手を拭くので、ゴハンできた頃にはタオルがビッシャビシャになってる。
おそらく、そういうのが無意識でわずらわしくて「ゴハン作りたくない!」ってなってるんだと思ってる。
気付く前は、なんでお料理作れないんだろう…時間かかるし…ションボリ…となっていたw
他のパターンを考えてみる
よくありそうなのが「本を読みたいけど読む気にならない」というやつ。
前提として、本人は「読みたい!」という意思はあって、本も買ってあって、すぐ手が届くところに置いてあるにも関わらず、なぜか読まないっていうパターン。
本心で「読みたくない」場合は論外w
で、欲しい結果は「読んだ」ということで、読んだということはつまり「内容を知っている」。
だから「内容を知っている」状態を、違うプロセスで得ればよいのでは。
移動中、オーディオブックにしてみるとか。
妹も「オーディオブックいいよ!」と言ってましたw 読まなくても内容が聞けるー!結構頭に入るー!って。
ワタシの日焼け止め的な、心理的ブロックの方面から考えてみると…
「(実は)読んでるうちに目がシパシパしてくるのがイヤだ」
→目薬を準備
→部屋の湿度を上げる
「(実は)同じ体勢でいるとしんどくなってくる」
→DaiGoみたいにステッパー乗りながら読書でもよいのでは
→お散歩がてらオーディオブック
「(実は)本が重くて疲れる」
→軽いKindleで電子書籍
→タブレットでゴロ寝アームを使う
ゴロ寝アームはこういうやつ↓w
…などなど、いろいろ…
そもそも、本心からやりたくなかった場合は、違うアプローチになるかもしれないけど、「やりたいのに何故かできない!フラストレーション!!!」という方は、この方向でちょっと考えてみてもよいのでは。
あとは「お散歩したいけどなんとなく億劫…」とかの場合、とりあえず靴を履けみたいな解決策(?)も聞くけど…
もしかすると「すっぴんがイヤ」かもしれないし「白髪を見られるのがイヤ」(?)かもしれない。
そしたら、すっぴん隠しのマスクと伊達メガネにしてみる、白髪染める、などはどうだろう。
根っこのトコロで抵抗、壁があると、1回2回はなんとか出来ても、継続は出来ないような予感がしている。
汎用的に考えると
何か「やりたいこと」があって、出来てない状態のとき…
他の
「やりたいけど出来てないこと」
「行動のクセ」
みたいなことを、いくつかリストアップしてみると、共通点を発見するかもしれない。
そうすると、出来ない原因が見えそう。
原因が分からなくとも、やりたいことに対して、違うアプローチを片っ端からやってみると、どこかでパチッとしっくり来るものに出会えるかも。
もしくは、出来ない原因がハッキリと分かって、障壁を認識したあと、「なるほどこういう理由で出来ないのかもしれないな~」と自分で納得するだけでも、メンタルが楽になりそう。
一旦、じゃあしょうがなかったのかー!ってスッキリしてから、解決方法を検討し始めるのもいいね。
なんで出来ないんだろう、やる気がなくてダメな人間なのだ…って思うとゲンナリしてしまうので、よくない!
まとめ
他の人が出来ているからといって、自分が出来るとは限らないし、逆に、自分がやっている方法で、他人が出来ないこともある!
どこかで見たアプローチを「参考にする」のはよいけど、それしかないワケではないし、そうしないといけない理由もない。
過程は何でもよくて、望む結果があればよい!
自分用にカスタマイズしてゆこう。
おわり。